超勝手な高速無料化理論③

大野 晃英

2009年09月06日 18:21


新たに増えるであろうユーザーの事
前回前々回に高速無料化の進むべき方向性目指すべき
やり方など私なりの考えを書いてきましたが、今回は趣向を
変えて今後どう変わっていくか?どう変わっていくのが可能か?
どう変わっていって欲しいか?
についてちょっと想像力を働かせて書いていきます。

高速1000円でもそうでしたが、これから高速の大幅な値下げ
に向かうにあたって明らかに高速のユーザーが増えることは
必至で、今までほとんど高速を利用していなかった方も利用
する機会が増えていくかも知れません。当然渋滞も増えますし
平日など値下げすると毎日の慢性的な渋滞も予想されます。

当然場所によっては現在のSA・PAでは足りなくなって駐車
スペースや休息の場などの設置が増える可能性もあります。


今まで高速は多くの人の移動の手段でしたが、都市部など
では現在でも大きな集客施設的な要素が強まりつつあります。
ハイウェイオアシスなどその良い例で集客する要因を整えつつある
場所も存在しています。当然これからはそういったビジネス的な
要素をどんどん取り入れて新たな段階に進むべきで、高速から
入れる温泉や遊園地等どんどん増えてくるものと思います。

そういった部分では民営化を加速させるべきで、やりたいと
言う意欲のある会社を参加させて魅力ある施設作りに取組ん
でいただきたい

つまり高速は今までのような早く帰るため早く移動する為の
施設から高速移動できるメリットを利用して新たな魅力を生み出
す集客施設へと変貌していけるととても面白いと思っています。


流通面でも当然その能力は高く様々な物の流れを起こすことも
可能な為更なる分野への変貌も可能ではないのでしょうか?


そこには新たに生まれるであろうビジネスチャンスがあるべきで
本来なら有料だった施設上で客の財布がゆるむ事は必至です。
更に便利になったETC制度などを施設の入場料や様々な集金
制度への利用へ変化させていければなんとも新たなお金の流れ
が生まれるのでは?なんて勝手に考えております。
(ETCを利用してそのまま入れる遊園地やホテルなど様々な施設
があったら良いと思いません?)


事実少しづつですが変わりつつあることを実感しております。

が、

情報面で遅れていたり・・・まだまだ他の業界業種との連携が
不十分でもっともっと情報の開示や民間企業との共同開発が
進むと良いですね!
無料化は民営化の後退では無く民営化の加速につながる様な
未来像を描いていって欲しいものです。

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