ハイブリッドバスⅡ

大野 晃英

2010年01月07日 00:01

長くなりましたので続きを書きます。

少し前に事業仕訳で
無駄を削って・・・
1番でなくても2番を目指せばいい・・・
って言われていましたが、本当にそうでしょうか?
国として必要な無駄と必要でない無駄があると
思います。伸ばすべき業界ではとことん無駄を
必要としているし・・・

国としては企業とは違い無駄を排除ではなく
不必要な無駄を排除でなくては、何でも採算が
合わないから排除では、経済大国日本の技術は
過去の話になってしまいかねません・・・
今までも国を上げて様々な技術に投資して
作り上げた本質を見失いかねません・・・
⇒参考


ちょっと愚痴が過ぎましたが・・・

ハイブリッド車・電気自動車は作ろうと思えば作れるの
です。メーカーさんには様々な事情があるのでしょうが、
ここは国力を上げて重点的に補っていくべきでは?
補助金もそうですし、公共事業でモデルケースを造って
行くこともとっても大切でしょう。


そこでこのバスを市販車にと言うと・・・
ハイエースやキャラバンやコースターなどでハイブリッド??
大きなバッテリーは市販車にはまだまだ難しいかも知れま
せんが・・・その前に屋根の上に大きなタンコブの車は売れ
ますかね??(笑)

そうその車を売るための新たな価値観を今だからこそ
率先して生み出せるのは企業ではなく国では、
燃費がいいから・・・
恰好がいいから・・・
値段が安いから・・・
ではなく
ハイブリッドだから・・・
電気自動車だから・・・
CO2がすくないから・・・

カッコいい車なんだって・・・

残念ながら実用レベルの経済的メリットを出すためには、
小型の車しか現在時点では創出するのが難しいようです。
今まで技術的には可能だったにも関わらずなかなか業界の
再編が進まなかった部分はこの点にあります。
しかしながら今まで止まっていた時計の針はしっかりとした
新たな時を刻み始めましたので、この後業界の再編はどん
どんと進むことでしょう。ここらで更なる一押しが欲しいところ
ですね(笑)

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