2009年04月07日
オデッセイRA6&オデッセイRB1シート比較
オデッセイRA6が平成13年式
オデッセイRB1が平成16年式
になります。
タイラー君ショップで対応車種外ではもっとも
質問の多い車の一つのオデッセイが二台
まとめて写真撮影できたので、報告します。
オデッセイは何度かのモデルチェンジをして
いますので沢山の質問がいただけるのですが、
私どもで最もシート形状が把握できない車種なの
です。現行車種ではシートは倒れないので対応の
出来ない車種でもあります。
しかし未だに数年前のモデルや中古車が多い
車種でもあるので、何度かの販売や撮影で
何とか年式のシートの把握を急いでいる所です。
早速前にある車のレポートです。
まずは16年式のRB1ですが、この車ですでに
二列目が倒れなくなっていました。見て分かり
ますが、このサイズの車ですと、タイヤハウス
が邪魔になって大分前までスライドしないと2列目
リクライニングは出来ません。
残念ながらこの車のフルフラットは出来ませんでした。
16年式以降~現在のオデッセイはシートのフルフラット
が出来ないようでした。
そこでその代わりとしてオデッセイの特徴ですが、
3列目シートを床下に仕舞ってしまってリクライニング
します。
この際邪魔にならないようにヘッドレストも非常に
コンパクトに出来ています。シートもコンパクトに
薄く作られています。
この車面白いのが二列目シート裏に3列目
足元土間を橋渡しするための板が付いています。
さらに3列目シートを仕舞った裏にも
橋渡しできるように板が付いています。
この状態で2m以上あるので車中泊することは
出来ますが、靴を置く場所や荷物は運転席や
外に出すしかなく、荷物の多い車中泊旅行や
2人以上の車中泊旅行にはちょっと厳しいか?
後は凹凸や出っ張りが結構あるので、快適性を
追求すると厚めのエアマットなどがいいだろうが
後部(3列目)部分はタイヤハウスがあって、
横幅が狭まってしまう為少し小さめのエアマット
か?天井も低い為に空間を圧迫してしまう。
続いてオデッセイRA6だが、
コチラの車はリクライニング出来るのだが、
2列目シートがタイヤハウスに当たって
最後まできっちりのリクライニングが出来なく
なってしまっている。
かと言って先のオデッセイRB1のように
シートを仕舞ってのリクライニングも出来ない
ようだ!(6人乗りだから?)
そこでマット敷いて見ました。
写真は100cmにカットしたタイラー君ですが、
タイラー君だと2列目のリクライニング仕切れて
いない部分が大分出てしまいます。
オマケに3列目もリクライニング仕切れない
のでタイラー君以外にも底上げのマットなどが
必要そうだ
この車さらに1列目2列目でリクライニングしようと
すると2列目をいっぱいに下げることになるので
今度は2列目が殆どリクライニング出来なくなって
しまう。
ショップとしては非常に厳しい撮影会になってしまった。
今回この車を見ていて思ったのは、ホンダ車全般に
言えることだが、低重心を売りにしているので、どうしても
タイヤハウスが邪魔になってしまって非常に苦しい
シート開発が伺える。設計者の苦悩が浮かんできます。(笑)
ある程度割り切ってリクライニングより低重心にこだわった
ホンダらしい車だと思います。
がんばろう日本!
応援ポチっとお願いします。
いますので沢山の質問がいただけるのですが、
私どもで最もシート形状が把握できない車種なの
です。現行車種ではシートは倒れないので対応の
出来ない車種でもあります。
しかし未だに数年前のモデルや中古車が多い
車種でもあるので、何度かの販売や撮影で
何とか年式のシートの把握を急いでいる所です。
早速前にある車のレポートです。
まずは16年式のRB1ですが、この車ですでに
二列目が倒れなくなっていました。見て分かり
ますが、このサイズの車ですと、タイヤハウス
が邪魔になって大分前までスライドしないと2列目
リクライニングは出来ません。
残念ながらこの車のフルフラットは出来ませんでした。
16年式以降~現在のオデッセイはシートのフルフラット
が出来ないようでした。
そこでその代わりとしてオデッセイの特徴ですが、
3列目シートを床下に仕舞ってしまってリクライニング
します。
この際邪魔にならないようにヘッドレストも非常に
コンパクトに出来ています。シートもコンパクトに
薄く作られています。
この車面白いのが二列目シート裏に3列目
足元土間を橋渡しするための板が付いています。
さらに3列目シートを仕舞った裏にも
橋渡しできるように板が付いています。
この状態で2m以上あるので車中泊することは
出来ますが、靴を置く場所や荷物は運転席や
外に出すしかなく、荷物の多い車中泊旅行や
2人以上の車中泊旅行にはちょっと厳しいか?
後は凹凸や出っ張りが結構あるので、快適性を
追求すると厚めのエアマットなどがいいだろうが
後部(3列目)部分はタイヤハウスがあって、
横幅が狭まってしまう為少し小さめのエアマット
か?天井も低い為に空間を圧迫してしまう。
続いてオデッセイRA6だが、
コチラの車はリクライニング出来るのだが、
2列目シートがタイヤハウスに当たって
最後まできっちりのリクライニングが出来なく
なってしまっている。
かと言って先のオデッセイRB1のように
シートを仕舞ってのリクライニングも出来ない
ようだ!(6人乗りだから?)
そこでマット敷いて見ました。
写真は100cmにカットしたタイラー君ですが、
タイラー君だと2列目のリクライニング仕切れて
いない部分が大分出てしまいます。
オマケに3列目もリクライニング仕切れない
のでタイラー君以外にも底上げのマットなどが
必要そうだ
この車さらに1列目2列目でリクライニングしようと
すると2列目をいっぱいに下げることになるので
今度は2列目が殆どリクライニング出来なくなって
しまう。
ショップとしては非常に厳しい撮影会になってしまった。
今回この車を見ていて思ったのは、ホンダ車全般に
言えることだが、低重心を売りにしているので、どうしても
タイヤハウスが邪魔になってしまって非常に苦しい
シート開発が伺える。設計者の苦悩が浮かんできます。(笑)
ある程度割り切ってリクライニングより低重心にこだわった
ホンダらしい車だと思います。
新型ステップワゴンフィッティング③
新型ステップワゴンフィッティング②
新型ステップワゴンフィッティング①
ミニバンシート構造の研究
タイラー君フィッティング「アイシス」
新車シートレビュー「アイシス」
新型ステップワゴンフィッティング②
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Posted by 大野 晃英 at 09:00│Comments(0)
│車中泊に適したシート
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